まず、多少言葉が過ぎることをお許しください。
多少なりとも白血病の治療をやってきた遊佐にとって。
この案件は、まさにふざけんな!です。
白血病にもいろいろありますが。
基本的に。
移植やらなければほぼ確実に死にます。
移植やっても、死ぬことも多いです。
移植するとその治療そのものによって死ぬ可能性もあります。
ただ、移植やったら生きる可能性も少しはあります。
30秒でお話すればこうなります。
白血病の初期治療など。
今日、今からでもすぐ治療しなければ、明日には死んでいるかもしれません。
というような病気です。(繰り返すようですが、白血病にもいろいろありますし、状態もさまざまです)
亡くなられた方には、申し訳ないですが。
ふざけんな!です。
私はいつも患者に説明しながら、自分ならこんな説明を受けて、移植するだろうかといつも思っていました、、、が。それほど、最悪な可能性ばかり伝えなくてはいけないような病気です。
ものすごく大雑把に言えば、白血病の患者が移植できる状態になるまで、少し時間があります。(治療します、いきなり移植ではありません)その間にいろいろなお話をできているはず、、、です。
何人も死にました。
でも、助かる見込みがほとんどない人が、今元気に生きています。
その1%もない可能性が現実にあるから、不眠不休で情熱を傾け、燃え尽きないで医療をやっていられるわけです。
また、こんなヒドイ仕打ちで、ひとり孤高の血液内科医が臨床の最前線を去るのかと思うと、本当に悔しくてなりません。
患者に対するインフォームドコンセント(十分な説明と同意)や苦情解決の態勢が不十分だったなどとして、NPO法人患者の権利オンブズマン(池永満理事長)は八日、 病院に対し、是正を求める勧告をしたと発表した。
オンブズマンによると、二〇〇五年七月、急性骨髄性白血病のため、同病院で臍帯血(さいたいけつ)移植手術を受けた県内の女性(19)=当時=が、免疫反応による移植片対 宿主病(GVHD)を発症。ステロイド剤の投与による副作用もあって寝たきり状態となり、〇六年十二月に死亡した。今年五月、病院の治療や看護の在り方を不服とする女性の 両親がオンブズマンに調査を申し立てた。
調査の結果、オンブズマンはWHO(世界保健機関)の「患者の権利促進宣言」などに沿って(1)インフォームドコンセントの原則に基づく医療・看護態勢の確立(2)患者の 苦情調査申し立て権を保障するシステム整備―の二点を病院に勧告。さらに、移植療法の実施にふさわしいチーム医療の態勢づくりを要望した。一カ月以内に文書で回答するよう 求めている。
オンブズマンが医療機関に対し、是正勧告をするのは全国で十六件目。


by 女医^^;遊佐奈子
Diablo III 05/15/2012 いよい…