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ふざけんな!

2008/10/10 14:52

 

まず、多少言葉が過ぎることをお許しください。

 

多少なりとも白血病の治療をやってきた遊佐にとって。

この案件は、まさにふざけんな!です。

 

白血病にもいろいろありますが。

 

基本的に。

移植やらなければほぼ確実に死にます。

移植やっても、死ぬことも多いです。

移植するとその治療そのものによって死ぬ可能性もあります。

ただ、移植やったら生きる可能性も少しはあります。

 

30秒でお話すればこうなります。

 

白血病の初期治療など。

今日、今からでもすぐ治療しなければ、明日には死んでいるかもしれません。

 

というような病気です。(繰り返すようですが、白血病にもいろいろありますし、状態もさまざまです)

 

亡くなられた方には、申し訳ないですが。

 

ふざけんな!です。

 

私はいつも患者に説明しながら、自分ならこんな説明を受けて、移植するだろうかといつも思っていました、、、が。それほど、最悪な可能性ばかり伝えなくてはいけないような病気です。

 

ものすごく大雑把に言えば、白血病の患者が移植できる状態になるまで、少し時間があります。(治療します、いきなり移植ではありません)その間にいろいろなお話をできているはず、、、です。

 

何人も死にました。

でも、助かる見込みがほとんどない人が、今元気に生きています。

その1%もない可能性が現実にあるから、不眠不休で情熱を傾け、燃え尽きないで医療をやっていられるわけです。

 

また、こんなヒドイ仕打ちで、ひとり孤高の血液内科医が臨床の最前線を去るのかと思うと、本当に悔しくてなりません。

 

 

患者に対するインフォームドコンセント(十分な説明と同意)や苦情解決の態勢が不十分だったなどとして、NPO法人患者の権利オンブズマン(池永満理事長)は八日、  病院に対し、是正を求める勧告をしたと発表した。


オンブズマンによると、二〇〇五年七月、急性骨髄性白血病のため、同病院で臍帯血(さいたいけつ)移植手術を受けた県内の女性(19)=当時=が、免疫反応による移植片対 宿主病(GVHD)を発症。ステロイド剤の投与による副作用もあって寝たきり状態となり、〇六年十二月に死亡した。今年五月、病院の治療や看護の在り方を不服とする女性の 両親がオンブズマンに調査を申し立てた。

調査の結果、オンブズマンはWHO(世界保健機関)の「患者の権利促進宣言」などに沿って(1)インフォームドコンセントの原則に基づく医療・看護態勢の確立(2)患者の 苦情調査申し立て権を保障するシステム整備―の二点を病院に勧告。さらに、移植療法の実施にふさわしいチーム医療の態勢づくりを要望した。一カ月以内に文書で回答するよう 求めている。


オンブズマンが医療機関に対し、是正勧告をするのは全国で十六件目。

 

 

 

カテゴリ: コラむ    フォルダ: 指定なし

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コメント(2)

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2008/10/10 21:02

Commented by ジタン さん

医者ができることには限りがあることが理解できないのか、理解したくないのか。鬱屈した感情のはけ口というだけかもしれませんね。

今日届いた日経メディカルの異常なクレームの特集を読んで、あまりにナンセンスなので笑いつつも、寒気がしました。

マスコミも相変わらず、あおり立てている感があります。この記事でも、移植片対宿主「病」(GVHD)とか書いていますが、その言い回しも何だかなあ。

遺族をたきつけるNPO法人とやらが、また胡散臭いです。感情にまかせてクレームをつける人以上にタチが悪いです。

 
 

2008/10/11 00:21

Commented by ゆさこをゐち さん

ほう! また「オンブズマンの方々の正義」ですか。
肝心な事を行わず、余計な事ばかり繰り返す「アホタレ団体」の暴挙。
何時も笑えませんので、トラックバックしておきます。

 
 
トラックバック(1)

2008/10/11 00:22

さあ オンブズマンの出番だ! [ゆさをぢさんの「中年の主張」]

 

定年まで20年「これからの総所得額推定2億円弱」 退職金・年金を含めて「生涯総所得推定3億円超」 それを「たった1,500万」で失うとは、庶民にはすこぶる勿体無い話だ。 「刑事告訴」になるか「民事告訴」になるかは…